マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

「文武」と「文理」と

 いわゆる、

 ――文

 ――武

 について――
 “文”とは、

 ――心を使って生きていく力

 であり――
 “武”とは、

 ――体を使って生きていく力

 である――
 ということを――

 きのうの『道草日記』では――
 主に歴史における「治世」や「乱世」の概念と絡めて述べましたが――

 このことについて――
 きょうは、「治世」や「乱世」からは離れて――
 もう少し深く掘り下げてみたいと思います。

 ……

 ……

 “文武”と並んで――
 あるいは、それ以上に――
 よく対比される概念に、

 ――文理

 があります。

 いわゆる、

 ――文系

 ――理系

 の「文理」です。

 この「文理」の「文」と「文武」の「武」とは――
 当然ながら、

 ――まったく別物である。

 と考えることもできますが――

 それでは――
 話が深まりませんので――(笑

 ここは一つ、

 ――同じである。

 と考えてみましょう。

 ただし――
 「文理」と「文武」とでは、あきらかに着眼が異なっています。

 よって、

   文 武 理

 と一列に並べてみても――
 おそらく、みえてくることはありません。
 
 そこで――
 以下のような四分割表で考えてみます。

   文 武
   理 ?

 です。

 そして――
 この表の「?」に入るのは何かを考えます。

 何が入るでしょうか。

 ……

 ……

 何が入るかによって――
 この表の縦軸の意味や横軸の意味が明らかになってくるでしょう。

 続きは、あすに――