マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

地球外知的生命体で検知をされうるのは、知性の外向性が強い生命体のみ

 ――知的生命体が備える知性の多様性

 について考えています。

 

 現時点での僕の直観は――

 知的生命体が備える知性には、多かれ少なかれ、

 ――志向性

 が含まれていて――

 その“志向性”が多く含まれているほどに、高度な知性とみなせる――

 

 一方、

 ――知性の志向性

 には、

 ――知性の外向性

 と、

 ――知性の内向性

 との2種類があり――

 

 ――知性の外向性

 は、

 ――知的生命体が外界に及ぼす影響力

 と定義をされ、

 ――知性の内向性

 は、

 ――知的生命体が内界に及ぼす影響力

 と定義をされる――

 

 ここでいう「外界」とは、

 ――知的生命体の個体ないし生態の外部

 を指し、「内界」とは、

 ――知的生命体の個体ないし生態の内部

 を指します。

 

 一般に、

 ――知的生命体の個体の外部

 や、

 ――知的生命体の生態の外部

 は、他の知的生命体にとって察知をしやすいと考えられますが――

 

 ――知的生命体の個体の内部

 については、他の知的生命体はもちろんのこと、同種の知的生命体の他の個体にとっても、おそらくは察知をしえず――

 また、

 ――知的生命体の生態の外部

 についても、おそらくは、その知的生命体の生態の外側からは、ほとんど察知をしえないでしょう。

 

 よって――

 もし、この宇宙に地球外知的生命体が存在をしていて、その数が、どんなに膨大であったとしても――

 僕らが検知をしうる地球外知的生命体は、

 ――知性の外向性が強い生命体のみ

 といえそうです。

 

 つまり、

 ――知性の志向性が弱い地球外知的生命体は、おそらくは察知をされえず、また、知性の志向性が強い地球外知的生命体であっても、その志向性が内向性を多く含んでいれば、やはり、察知はされえない。

 という推論が成り立ちます。