いわゆる「KY」には、2種類あると思いますね。
――空気よめない。
と、
――空気よまない。
とです。
「よめない」のは能力や感性の問題ですから、これをあげつらうことは、一般的には慎んだほうが無難でしょう。
が、「よまない」のは意志や意識の問題ですから、非難に値するでしょう。
いわゆる「KY上司」が「よまない人」であれば、できる限り関わりをもたないように努め、保身を第一に考えてよいと思います。
一方、「よめない人」であれば、そういう人を安易に見捨てずに、何とか巧く補佐をしていくのがよいでしょう。
もっとも、そういう人材を管理職に据えた者(KY上司の上司)の責任は、厳しく問われるべきですが――(笑
何がいいたいのかといいますと――
諸悪の根源は「空気よまない」であって「空気よめない」ではないですよね。
つまり、「KY」とは、
――空気をよもうと思ったらよめるのに、よまない人
のことだと考えたほうがいいんじゃないでしょうか。