マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

心に余裕がないと

 心に余裕がないと、何をやっても楽しめません。
 どんなことも味気なく感じられる――

 心に余裕のあるときだったら、

 ――これ、大好き~。

 と思うようなことも、やる気になれない――

 そんなときに――
 心に余裕をもたせるには、どうしたらよいのでしょうか。

 これが――
 意外に難しい――

 一見、

 ――何もせずに、ぼお~っと過ごす。

 がよさそうなのですが――
 そのようにすると、かえって気が滅入ってしまい――
 ますます心に余裕がなくなっていったりしてしまう――

 ですから、こうした方策は、あまりお勧めできません。

 では、どうするか――

 ひょっとすると――
 やりたくないことをやってみるのが、よいのかもしれません。

 心に余裕のあるときだったら、

 ――ぜったいにヤだ~。

 と思うようなことをやってみる――

 掃除嫌いの人が掃除をするとか――
 手紙嫌いの人が手紙を書くとか――

 実際にやってみるまでが勝負です。

 やりたくないことをやってみる――
 それが実行に移せた段階では、すでに、その人の心に余裕が生まれているはずですから――