マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

“人らしからぬ厳密性の獲得”は“ブレイン・マシン・インターフェイスの実現”かもしれない

 ヒトの、

 ――人らしからぬ厳密性の獲得

 について――

 ここ数日の『道草日記』で述べています。

 

 このようなことを述べると――

 すぐに思い浮かぶのが、

 ――BMI(brain machine interface)

 という概念です。

 

 日本語では、

 ――ブレイン・マシン・インターフェイス

 と、カタカナ語で表記をされるのが普通ですが――

 あえてカタカナ語を用いずにいいかえれば、

 ――脳と機械との境界

 となるでしょうか。

 

 あるいは――

 英語の「interface」の意味の広がりに留意をし、

 ――脳と機械との接続

 や、

 ――脳と機械との調和

 といいかえるほうが適切かもしれません。

 

 今日、「ブレイン・マシン・インターフェイス」は、

 ――脳とコンピュータとを繋ぐ技術

 を指すことが、ほとんどです。

 

 脳の内部の状態を情報として取り出して、その情報をコンピュータで処理したり――

 コンピュータで処理した情報を脳に送り込み、脳の内部の状態を操作したりする技術です。

 

 その際――

 そのコンピュータは、人工知能の内蔵が――少なくとも将来的には――前提とされています。

 

 よって――

  「ブレイン・マシン・インターフェイス」は、

 ――知能と人工知能とを繋ぐ技術

 と同義ともいえます。

 

 人工知能は、“人らしからぬ厳密性”を具現化しています。

 

 よって、

 ――ヒトの“人らしからぬ厳密性の獲得”

 つまり、

 ――ヒトの“人らしい社会性の獲得”の次に起こる“劇的な進化”

 というのは――

 ほかならぬ、

 ――ブレイン・マシン・インターフェイスの実現

 のことかもしれません。