マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

“逸脱的思考”は「創造的思考」――

 ――批判的思考

 ――懐疑的思考

 ――逸脱的思考

 の3つについて――

 7月15日以降、この『道草日記』で繰り返し述べています。

 

 が――

 何だか、気持ちがのりません。

 

 その理由は明らかで――

 

 ――批判

 だの、

 ――懐疑

 だの、

 ――逸脱

 だの――

 語感の悪い言葉で――

 それら3つの思考を呼んでいるからです。

 

 語感の良い言葉で呼べば、

 ――批判的思考

 は――

 7月15日の『道草日記』で述べたように、

 ――本質的思考

 であり、

 ――懐疑的思考

 は――

 8月1日の『道草日記』で述べたように、

 ――確認的思考

 である、と――

 僕は考えています。

 

 では、

 ――逸脱的思考

 は、どうなのか、というと――

 実は――

 この思考のことは、『道草日記』では、まだ語感の良い言葉では呼んでおりません。

 

 誤解の良い言葉で、

 ――逸脱的思考

 を呼んだら、どうなるのか――

 というと――

 

 それは、

 ――創造的思考

 でしょう。

 

 ……

 

 ……

 

 ――創造

 とは、

 ――既存の事物の新たな組み合わせ

 です。

 

 何かと何かとを新たに組み合わせようとするときに――

 とりあえず、後先を考えずに、まず組み合わせてみる――

 それが、

 ――創造

 厳密には、

 ――創造の始まり

 です。

 

 ここでいう、

 ――後先を考えずに――

 とは、

 ――論理的な整合性に縛られることなく――

 という意味です。

 

 論理的な整合性の確かさにとらわれていたら、その分、新たに試みる組み合わせの多様性は減ります。

 組み合わせの多様性が減れば、その分、有望な試みに巡り合う可能性は低まります。

 つまり、創造性が落ちるのです。

 

 ……

 

 ……

 

 うん――

 

 やはり気持ちは良くなりますね。

 

 ――批判的思考

 とか、

 ――懐疑的思考

 とか、

 ――逸脱的思考

 とかと呼ぶよりも――

 

 ――本質的思考

 とか、

 ――確認的思考

 とか、

 ――創造的思考

 とかと呼ぶほうが――

 ずっと気持ちは良い――(笑

 

 やはり――

 呼び方は大切ですね。