マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

狭くて明るい思考:改善的思考

 ――懐疑的思考

 は狭くて暗く、

 ――批判的思考

 は広くて明るい――

 ということを――

 8月8日の『道草日記』で述べました。

 

 ――懐疑的思考

 の美名は、

 ――確認的思考

 であり、

 ――批判的思考

 の美名は、

 ――本質的思考

 である、ということは――

 おとといの『道草日記』で述べた通りです。

 

 では――

 僕のいう、

 ――逸脱的思考

 は、どうか――

 美名でいえば、

 ――創造的思考

 ですが――

 この思考は、どうなのか――

 

 狭いのか暗いのか――

 

 広いのか明るいのか――

 

 ……

 

 ……

 

 結論をいうと、

 ――広くて暗い――

 というのが、

 ――逸脱的思考

 ないしは、

 ――創造的思考

 の性質です。

 

 ――逸脱的思考

 とは――

 8月17日の『道草日記』で述べたように、

 ――論理的な整合性に拘らず、自由な連想に基づき、何となく進めていく思考

 です。

 

 このうち、

 ――自由な連想に基づき――

 というところが、

 ――広くて――

 に当たります。

 

 そして、

 ――論理的な整合性に拘らず、何となく――

 というところが、

 ――暗い――

 に当たります。

 

 ……

 

 ……

 

 以上をまとめますと――

 

 ――広くて明るい思考

 として、

 ――批判的思考

 ないしは、

 ――本質的思考

 があり――

 

 ――狭くて暗い思考

 として、

 ――懐疑的思考

 ないしは、

 ――確認的思考

 があり――

 

 ――広くて暗い思考

 として、

 ――逸脱的思考

 ないしは、

 ――創造的思考

 がある――

 

 となります。

 

 ……

 

 ……

 

 以上のように整理をすると――

 

 当然のことながら――

 4つめの思考の可能性が浮き上がります。

 

 ――狭くて明るい思考

 です。

 

 狭いのに明るいとは――

 いったい、どのような思考なのか――

 

 ……

 

 ……

 

 それを――

 僕は、

 ――改善的思考

 と呼びたいと思っています。

 

 これは美名です。

 

 ――本質的思考

 ――確認的思考

 ――創造的思考

 に並びうる美名として、

 ――改善的思考

 を考えたい――

 ということです。

 

 では――

 

 ――批判的思考

 ――懐疑的思考

 ――逸脱的思考

 に並びうる呼称としてはどうか、というと――

 

 それは、

 ――拘泥的思考

 でしょう。

 

 ……

 

 ……

 

 とにかく――

 きょうのところは――

 

 ――本質的思考(批判的思考)

 ――確認的思考(懐疑的思考)

 ――創造的思考(逸脱的思考)

 に次ぐ4つめの思考として、

 ――改善的思考(拘泥的思考)

 が挙げられる――

 ということを指摘したいと思います。