マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

創造のために大切なこと

 ――ゆっくり休める日

 を前もって、つくっておくとよい――

 ということを、きのう、のべました。

 

 このことは、

 ――元気が出ないときは、どうしたらよいか。

 という問いへの答えなのですが――

 

 これは、本当は――

 あなた自身の、

 ――創造(そうぞう)

 のために大切なことなのです。

 

 ――創造

 というのは、

 ――想像(そうぞう)

 とは違います。

 

 ――想像

 は、

 ――よくみえない物や、よく聞こえない事、あるいは、よくわからない事を自分の頭の中に思い描くこと

 です。

 

 この「想像」と、

 ――創造

 とは、漢字の読み方は同じですが、言葉の意味は違います。

 

 ――創造

 とは、

 ――何か新しい事を思いついたり、新しい物を作りだしたりすること

 です。

 

 ――ゆっくり休める日

 というのは、あなたが創造を十分に行うために必要なのですね。

 

 なぜ、

 ――ゆっくり休める日

 が必要なのか――

 

 それは、

 ――ゆっくり休める日

 には、

 ――たいくつ

 ができるからです。

 

 ――きょう1日、何もやることがない。どうしよう、たいくつだなぁ。

 というように――

 暇(ひま)を持てあますことが、

 ――たいくつ

 ですが――

 この、

 ――たいくつ

 こそが、

 ――創造

 には欠かせない、と――

 ぼくは考えています。

 

 そして――

 この、

 ――たいくつ

 を、

 ――創造

 へ結びつけていくことは――

 できれば 10 才になるころまでに、心と体とで十分に覚(おぼ)えておきたいことです。

 

 ――たいくつ

 を、

 ――創造

 へ結びつけられるかどうかによって――

 あなたの人生は大きく変わっていきます。

 

 だから――

 この“結びつけ”は、とても大切です。

 

 10 才になるころまでに覚えておきたいことの中で、一番に大切かもしれません。

 

 『10 歳の頃の貴方へ――』