マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

自分が恋をされていることに、いち早く気づく

 ――恋愛(れんあい)での“取り返しのつかない失敗”

 のうち、かなり極端(きょくたん)な例である、

 ――人を大切にできない人が、だれかに恋(こい)をし、その相手を追いかけ、逃(に)げられることで、その相手を殺そうとしてしまう失敗

 を防(ふせ)ぐには、どうしたらよいのか――

 について、きのう、のべました。

 

 ――その“人を大切にできない人”に恋をされている人が、恋をされていることに、いち早く気づき、うまく遠ざかっていけばよい。

 と――

 

 ……

 

 ……

 

 ポイントは2つあります。

 

 ――自分が恋をされていることに、いち早く気づく。

 と、

 ――自分に恋をしている人から、うまく遠ざかっていく。

 との2つです。

 

 まずは、

 ――自分が恋をされていることに、いち早く気づく。

 について――

 

 自分が恋をされていることに、いち早く気づくには――

 3月21日にのべた、

 ――恋の準備(じゅんび)

 を十分にしておくことが必要です。

 

 ――恋

 は、無意識(むいしき)の気持ちの変化ですから――

 恋にかぎらず、無意識の気持ちの変化に、十分に注意を向けておくことです。

 

 そのような無意識の気持ちの変化として重要なのが、

 ――頭にくるなぁ。

 という怒(いか)りや、

 ――もう、いいや。

 という諦(あきら)めがあります。

 

 まずは、自分自身の怒りや諦めに、十分な注意を向けておく――

 次に、自分のまわりの人たちの怒りや諦めに、十分な注意を向けておく――

 

 そうすることで、

 ――恋の準備

 が進み――

 やがて、自分が恋をされていることにも、いち早く気づけるようになります。

 

 できることなら、恋をしている本人よりも早く気づいておきたいところです。

 

 気づくのが早ければ早いほどに――

 自分に恋をしている人から遠ざかることが簡単(かんたん)になります。

 

 『10 歳の頃の貴方へ――』