早起きをしようと思ったら――
夕ご飯を早く食べるのが一番ですね。
例えば、夜の6時には、もう食べ終えてしまう――
そうすると――
翌朝の6時は、もう腹ペコで――
であるならば――
いくら寒い冬の朝といっても、思わず起き出さずにはいられない――
そうやって早起きのリズムが自然と醸し出されていきます。
ところが――
翌朝を腹ペコにしようと思って、夕ご飯を抜いたりすると――
さあ、大変――
体調を崩して風邪をひく――
なんてことになりかねません。
ヒトに限らず――
生き物の暮らしは万事がリズムです。
食事は、そのリズムの1拍を成します。
そのリズムを速めるのは、よいのですが――
とばしてしまうのは、大変に危険です。
それは、リズムの乱れを通り越し――
リズムの一時停止だからです。
夕ご飯を抜いたところで――
リズムは、決して速まることはなく――
むしろ、リズムは失われるのです。