マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

自然本能:自然知能のシステム・ソフトウェア

 ――本能は知能の一部ではないか。

 ということを、きのうの『道草日記』で述べました。

 

 ここでいう「知能」とは、

 ――自然知能

 のことです。

 

 ――人工知能

 に対しての、

 ――自然知能

 です。

 

 ここで――

 もし、知能の一部が本能であるならば――

 自然知能の一部も、また本能とみなしうるであろう――

 ということになるはずです。

 

 その「本能」を――

 今、

 ――自然本能

 と呼ぶことにしましょう。

 

 ――自然本能

 という概念が存在をしうるのなら――

 おそらくは、

 ――人工本能

 という概念も存在をしうるに違いない、と――

 つい考えたくなりますが――

 

 この話は――

 今は措きます。

 

 ――人工本能

 よりも先に、

 ――自然本能

 ついて明らかにしましょう。

 

 ――自然知能の作動原理系

 こそが、

 ――自然本能

 ではないのか、と――

 

 ……

 

 ……

 

 12月4日の『道草日記』で述べたように――

 コンピュータ(computer)の比喩を使うならば、

 ――自然本能

 とは、

 ――自然知能のシステム・ソフトウェア(system software)

 のことである――

 といえます。

 

 当然のことながら、

 ――自然知能

 とは、

 ――自然知能の原理体系

 それ自体――つまり、

 ――“自然知能の作動原理系”と“自然知能の作用原理系”とを合わせたもの

 となります。

 

 再びコンピュータの比喩を使えば、

 ――自然知能のソフトウェア(software)

 それ自体――つまり、

 ――自然知能のシステム・ソフトウェアとアプリケーション・ソフトウェア(application software)とを合わせたもの

 であり――

 これこそが、

 ――自然知能

 そのものである――

 ということになります。