マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

7年後にやるなら――:積分(0)

 0 才から 4 才までに起きている時間の合計は――

 一日当たりに起きている時間を――

 生まれたばかりのころ――つまり、0 才になりたてのころ――は、だいたい 0 時間くらいであり――

 それから年令に比例をして長くなっていき、4 才になるころには、だいたい 10 時間くらいであるとみなすと、

 

 ( 4 - 0 )× 400 ×( 10 - 0 )÷ 2

  = 8,000 時間

  ≒ 10,000 時間

 

 と、みなせると、きのう、のべました。

 

 ただし、1 年間は、だいたい 400 日であるとみなしています。

 

 この計算は――

 きのうも、のべたように、

 ――積分(せきぶん)

 という考え方を用いています。

 

 17 才くらいのときに、高校で習う考え方です。

 

 よって、

 ――じゃあ、あとは高校で習ってくださいね。

 といって終わらせてもよいのですが――

 

 ――どうせ、あと7年くらいしたら習わなきゃいけないんだったら、今、習ってしまいたい。

 という人も、きっといると思うのですね。

 

 そういう人のために――

 これから、少し、

 ――積分

 の考え方について、説明をしようと思います。

 

 ――いいよ、そんなのぉ!

 という人は、読みとばしてしまっても、かまいません。

 

 少なくとも、10 才のころのぼくなら、たぶん詠みとばしていました。

 

 (7年後にやるなら、7年後でいいや)

 と思うタイプであったのです。

 

 が――

 17 才のころのぼくは――

 まったく違(ちが)うふうに思っていました。

 

 (7年後にやるなら、今やっても同じだ)

 と思うようになっていたのです。

 

 今年――

 ぼくは 50 才になります。

 

 今のぼくも、17 才のころと同じように思っています。

 

 (7年後にやるなら、今やったほうがよい。7年も待つのは、もったいない)

 と――

 

 よって――

 あえて、

 ――積分

 の説明をしようと思います。

 

 10 才の人でもわかるように説明をするつもりです。

 

 ――積分

 は、高校で習うのですが――

 その考え方の基本(きほん)は難(むずか)しくありません。

 

 10 才くらいの人なら、

 ――わかろう!

 と強く思いさえすれば、わかるはずです。

 

 ……

 

 ……

 

 つづきは、あす――

 

 『10 歳の頃の貴方へ――』