マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

人付き合い

 僕は人付き合いが好きなほうだと思います。
 少なくとも嫌いではない。

 が、それでも時々イヤになることがあるのですよね。
 激しく落ち込むというか、落ち着かなくなるというか――

(愛想を振りまきすぎたな)
 とか、
(余計なことをいったな)
 とか――

 反対に、
(無愛想すぎたな)
 とか、
(言葉が足らなかったな)
 とか――

 人付き合いは難しいという話です。

 良い人付き合い、悪い人付き合い――それらを判別する基準が、人付き合いの相手によってコロコロと入れ替わる。
 ある人には良い対応でも、別の人には悪い対応になる。

 人付き合いが嫌いな人は、多分こういう点が耐えられないのでしょう。

 それでも、僕は人付き合いを止めないと思います。
 しくじって、落ち込んで、嫌気がさして――それでも、人付き合いはやめないでしょう。

 理由は、よくわからないのですが――
 なぜか強く、そう思います。

 人付き合いをやめたら、なんで生きているのか、わからなくなる気がします。
 そういう虚無とは、いつまでも無縁でいたいのです。