平松愛理さんが離婚されたそうである。
昨年の8月のことだったそうだ。
昨日だか一昨日だか――
ネットのニュースで流れていた。
*
平松さんはシンガーソング・ライターである。
『部屋とYシャツと私』のヒットナンバーが有名だ。
当サイト『たまには道草いつも道草』のページの中に『マル太の書斎』というものがある。
そのページに『マル太のラプソディ・ラプソディ』という随筆集が掲載されている。
第1話から第8話まであって、第9話以降は、気が向いたら書く気でいるのだが――
その第5話で、平松さんの『部屋とYシャツと私』に触れている。
平松さんが離婚されたからといって、とくに付け足すことはない。
ただ、
――結婚とは難しいものなのだな。
と、つくづく感じ入った次第だ。
(きっと僕も、いつか離婚するんだろうな)
などと、思ってしまう。
なんの根拠もないのだが――しかも、まだ結婚もしてないし――
まあ、結婚してたら――
こんなことなど、絶対に書けぬだろう。
それは、ともかく――
*
男と女とが何十年も一緒に居続けるのは、並み大抵のことではない――と、いわれる。
もちろん、何の問題もなく居続ける夫婦もあるには違いない。
が、
(たぶん僕は違うな)
と思っている。
そういう結婚は、僕とは無縁な気がする。
何が、そう思わせるのか――よくは、わからぬ。
ただ何となく、そう思う。
この不安を共有できるような女性でないと、結婚は無理だろう。
これをウヤムヤにしたまま結婚しても、たぶん長続きはせぬ。
一ヶ月とか半年とかで、崩れる気がする。