マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

とりあえずは、お利口さんに

 先日、

 ――今の『道草日記』のブログ形式は字数制限がキツい。

 と書いた。

 字数制限というのは――
 具体的には「1000字以内」であったのだが――

 たしかにキツかった。

 1000字だと、何か込み入ったことを書こうと思うと、すぐに字数が尽きてしまう。
 無駄話を全く挟めなかった。

 それに辟易としていた。

(なんとかしろよ、ジオログ!)
 みたいに思っていた。

 だからというわけではあるまいが――

     *

 2、3日前から字数制限が緩和されている。
 今は「2000字以内」であるらしい。

 今朝、気がついた。

 一旦は喜び、
(わーい、これで、また気ままに『道草日記』を書けるぞ~)
 と思っていたのだが――
 今は、ちょっとイヤな気分である。

 というのは――
 これまでは「1000字以内」という制限のおかげで、よい鍛錬になっていた。

 表現をコンパクトにまとめる鍛錬である。

 なにしろ――
 コンパクトにまとめなければ書き込めなかったので――
 必死である。

 今は違う。
 そんな努力をしなくても、難なく書き込めてしまう。

(これじゃあ、自分を甘やかすことになっちゃうな)
 と思った。

     *

 困ったものである。

 字数制限がキツいといっては文句をいい――
 字数制限がユルいといっては嘆息をもらす。

 マル太は、実に勝手な人間だ。

     *

 とりあえずは――
 お利口さんになっておく。

 字数制限の寛容さに甘えずに――
 これからも引き続きコンパクトな表現に気をつけます――