先日、深夜に何となくTVをみていたら――
平井堅さんが、亡くなったお父さんのことを振り返っておられました。
TVのチャンネルをすぐにガチャガチャといじる人だったらしく、平井さんは、それが子供の頃はスゴくイヤだったそうなのですが、
――今、同じことを自分がやっているんですよね。
と――
僕も、亡き父のことで、似たようなことが思い当たります。
昨日の『道草日記』で納豆について触れましたが――
僕の父も納豆は好きなほうでした。
僕が子供だった頃は、休日の夕食の前に、家族用の大きなパックをあけ、醤油や薬味を加え、箸でグニョグニョと混ぜるのは、父の役目でした。
そのときに、醤油の量がメチャクチャに多いのですね。
――ドボドボ
と注ぎ込む――
カラくて、とても食べられたものではなかったのです。
――お父さんの混ぜる納豆はカラくて食べられない。
と、密かにコボした記憶があります。
お陰で、納豆嫌いになりかけました(笑
が――
今、同じことを自分がやっているのですよね。
――ドボドボ
と注ぎ込む――
幸い、僕は今のところは独身ですので、誰にも迷惑はかけておりませんが――
もし結婚をして子供が生まれ、納豆を食べ始めたら、
――お父さんの混ぜる納豆はカラくて食べられない。
とか、いわれるんでしょうね。
ちなみに、父が醤油を、
――ドボドボ
と注ぎ込めたのは――
塩分摂取量を制限しなければならない病気とは無縁だったからです。
僕も、今のところは、無縁ですね~(笑