マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

笑わせていないのに笑われると

 とくに誰かを笑わせようと思っていないにもかかわらず、目の前の人に笑われてしまうと――
 けっこう傷つきますよね(笑

 それが嘲笑なら、傷つくというよりは、腹が立つわけですが――
 心からの笑いであれば、傷つくより仕方がない――

 とくに、巧みな冗談をいったものと誤解されて笑われるときには――
 本当に複雑な気持ちになるものです。

 先方が心から笑っているのは、

 ――その冗談、実に巧いね!

 というつもりなのに――
 こちらには全くそのつもりがない――
 これでは、嘲笑されているように感じるのもムリのない話です。

 そういうときには――
 発想を転換させるに限ります。

 ――そうだ、オレは今すごく巧い冗談をいったんだ。

 と思い込むことですね。

 ――スゴいな、無意識に冗談をいったんだから――

 くらいが、ちょうどよいのかもしれません。

 こういうのを、

 ――図太い。

 というのでしょうか(笑