マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

お店の外でバッタリ

 よく利用するお店の店員さんと、街中でバッタリあったりすると――
 けっこう面食らいます。

 もちろん、本当の意味で顔見知りになっている場合には何の問題もありません。

 お互いに顔はわかっているけれども、それまでに必要以上の会話をかわしたことが一切ない――
 というケースで困るのですね。

 どういう反応をしたらいいのか、わからない――

 もっとも――
 より面食らっているのは、店員さんのほうらしく――
 たいていの場合は、本当に困ったお顔をされています。

 ――ここは店じゃないから、むこうは客じゃないし、こっちも店員じゃないし……。

 みたいな逡巡が伝わってきます(笑

 が――
 きょうは、すっかり驚かされました。

 あるお店の店員さんと、お店の外でバッタリお会いをし――
 とても自然に挨拶をされてしまったのです。

 とっさのことでしたので、ろくなお返事ができませんでした。

 が――
 あとになって、
(そうだよな――あれが当たり前だよな)
 と感じましたね。

(少なくとも、あれが当たり前であるべきだよな)
 と――