脱水症の予防のためと思い、こまめに水分補給をしていたら――
やたらとトイレが近くになってしまって、困っています。
毎年この時期に出くわすジレンマです。
要するに――
底に穴の開いたバケツの水位を下げないようにするには、バケツから溢れんばかりに水を注ぎ続けるのが最も確実という考えに依っているわけですが――
その「溢れんばかりに」が、ときどき高くつくのですね。
きょうも――
バスに乗っていて、しだいに尿意を感じ始めたので――
目的地に着く前にバスから降りて用を足して、それからタクシーをつかまえ、目的地へと向かいました。
つまり――
タクシー代をまるまる損したことになります。
いまの僕は、まだ30代ですから、体の調節機能にも余力があって――
無理に「溢れんばかりに」にこだわらなくても十分に保水は可能と思いますが――
50代や60代になったら、そうはいかないでしょうね。
が――
その頃には、尿意を我慢する力も落ちているそうで――
困ったことです(苦笑