自分の嫌いなことが――
得意だったりします。
例えば――
僕は、いわゆるアメリカ式のディベートが嫌いなのですが――
でも――
いざやってみると、意外に得意だったりする――
また――
それをそれなりに楽しめたりもするのですね。
そんな自分を――
気味わるく感じます。
(なんなんだ、おまえ?)
と自問自答――というよりは自問罵倒――します。
と同時に――
そんな自分をからかいたい気持ちもあって――
……
……
なかなかに複雑な気分です。
……
……
ちなみに――
どうして僕はディベートが得意なのかいうと――
たぶん節操がないからでしょうね(笑
とくに自分の意見を人前で述べるということに関して節操がない――
自分が正しいと思っていないことも平気で主張する――さも「それが正しい」と信じているかのように――
節操のある人は――
そういうことに少なからず躊躇するものです。