マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

歩くなら地上

 僕は仙台に住んでいるのですが――

 仙台駅の近くには、そこそこの地下街・通路網があって――

 その気になれば――
 けっこう長い距離を、地上に出ることなく歩けるのですね。

 が――
 そうやって歩くのは――
 なんだか気持ちよくないのです。

(いっぱい歩いたぞ~)
 という充実感が得られない――

 地上を歩くのと地下を歩くのと――
 距離が同じなら、地上を歩くほうが、ずっと気持ちがよい――

 おそらく――
 開放感の問題でしょう。

 地下にいると、どこにいっても何がしかの密閉感が漂いますからね。

 さんざん歩き回っても、狭い屋内の感覚がつきまとう――

 とはいえ――

 今の季節は寒いので――
 つい地下を歩いてしまう――(苦笑

(寒いのヤだ~)
 といって地下を歩いてしまう――

 だから――
 けっこうな距離を歩いているはずなのに――
 ぜんぜん気持ちがよくならないのですね。

(なんか損だな~)
 と思います。

 歩くなら地上ですね――たとえ、どんなに寒くても――