マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

たしかに「よく聴こえないのでは?」と思った

 ムーミンは――
 フィンランドの作家トーベ・ヤンソンが20世紀中盤に生み出したキャラクターですが――

 なぜか今でも――
 日本で根強い人気を誇っていますね。

 妖精の一種でありながら――
 コビトカバ(カバに類似の動物種)が直立している外見に――
 多くの日本人が親しみを覚えるようです。

 このキャラクターが日本以上に人気を博している国は、(母国フィンランドも含めて)存在しないらしい――
 という話を聞いたことがあるのですが――

 実際のところ――
 どうなのでしょう?

 たしかに――
 そういわれれば、そんな気もしてきますね。

 で――

 きのう――
 そのムーミンのフィギュアを、あるネットの記事の写真で目にし――
 思わず吹き出してしまいました。

 ムーミンがヘッドホンをつけて音楽を聴こうとしているのですが――
 耳の位置とヘッドホンの位置とが、まるで合っていないのですね。

 ――その位置だと、よく聴こえないのでは?

 という記者のツッコミが――
 記事の末尾に添えられていました。

 声に出して笑いながらも、
(たしかに……)
 と深く感じ入ったものです。

 ……

 ……

 今なら――

   「ムーミン」 「耳」

 の2語で検索すれば――
 たぶんヒットすると思います。