――AかBか。
という問いには――
多くの場合に、意味がありません。
そうではなくて、
――Cという観点から、AかBかを決める。
という知見のほうが、ずっと大切です。
例えば、
――巧遅か拙速か。
という問いは――
大切ではありません。
そうではなくて、
――単位時間当たりのコスト
という観点が大切なのです。
このコストが――
高ければ、
――拙速
ですし――
安ければ
――巧遅
です。
また、
――対話か圧力か。
という問いも――
大切ではありません。
そうではなくて、
――主導権の奪取・維持
という観点が大切なのです。
交渉の相手が――
対話を望み始めたら、
――対話
で主導権を握れますし――
圧力を望み始めたら、
――圧力
で主導権を握れます。