マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

「異次元」に違和感

 ――異次元

 という言葉をきくと――
 どうもファンタジーを連想してしまい――

 違和感を覚えます。 

 ……

 ……

 ――異なる次元

 といわれれば、

 ――普段とは異なる基準・尺度で測られる

 とか、

 ――まったく桁違いの

 とかいった意味で理解できるのですが、

 ――異次元

 といわれると――

(え? なに? 異次元世界?)
 みたいな空想を――
 思い浮かべてしまうのですね。

 ……

 ……

 ――高次元

 では――
 ダメなのでしょうか。

 通常、次元は、高いか低いかに着目されます。
 よって、「異次元」といえば、「高次元」か「低次元」かのどちらかです。

 一般的な文脈では、「異次元」が「低次元」の意味で用いられることは、まずありません。
 よって、

    異次元 = 高次元

 となるはずです。

 ……

 ……

 ダメですかね~。