マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

再び大東亜戦争のようなことに突き進んでいってしまうのを

 ――なぜ日本は大東亜戦争(太平洋戦争)に突き進んでいったのか。

 という問いに対し――
 僕は“素人の熱意”で考え続けてきた、ということを――

 きのうの『道草日記』で述べました。

 ……

 ……

 なぜ――
 そんなふうに考え続けてきたのか――

 ……

 ……

 理由は――
 明らかです。

 (また大東亜戦争に突き進んでいってしまうかもしれないから――)

 ……

 ……

 僕は日本が大好きです。

 もちろん――
 嫌なところも、たくさんありますが――

 僕は今――
 自分が、この国に生まれ、育ったことを――
 心から嬉しく思っています。

 その日本が――
 再び大東亜戦争のようなことに突き進んでいってしまうのは――
 耐え難い苦しみであり、堪え難い悲しみです。

 それゆえに――
 僕は、

 ――なぜ日本は大東亜戦争に突き進んでいったのか。

 を考え続けました。

 その問いに対する答えがわかれば――

 ひょっとすると――
 この国が――
 再び大東亜戦争のようなことに突き進んでいってしまうのを――
 防げるかもしれない、と――
 思うからです。

 ……

 ……

 ――なぜ日本は大東亜戦争(太平洋戦争)に突き進んでいったのか。

 この問いに対する僕の答えは、

 ――日本人は、集団として、不安を感じやすから――

 です。

 もし――
 本当に――
 そうであるならば――

 日本が――
 再び大東亜戦争のようなことに突き進んでいってしまうのを防ぐには、どうしたらよいのか――

 ある程度は、対応策がみえてきます。

 すなわち、

 ――日本人が、集団として、不安を感じやすいことに自覚的となり、次いで、その不安を巧く制御しようとすることに意識的となる。

 という対応策です。

 ……

 ……

 この対応策が効果的であるかどうかは、まったくわかりませんが――

 とりあえず――
 効果的であると信じた上で――

 ものを考えたり、ものをいったり――
 あるいは――
 考えたり、いったりしたことをおこなったりすることは、できます。