マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

免疫に最も大切かもしれないこと

 ――免疫の異常

 という言葉はブラック・ボックスである、ということ前提に――

 もう一度――

 おとといの『道草日記』で述べた“感染症を考える際の留意点”に立ちかえります。

 

 その留意点とは――

 一般には、

 

  病原体の侵入・定着

  → 感染症

 

 と、みなされがちであるが――

 実際には、

 

  病原体の侵入・定着

  → 免疫の異常

  → 感染症

 

 である――

 という点です。

 

 そして――

 感染症の侵入・定着を防ぐこととして、

 ――手洗い、うがい、マスク

 が挙げられ――

 免疫の異常を防ぐこととして、

 ――睡眠、食事

 が挙げられる――

 ということにも留意を要するでしょう。

 

 おとといは指摘しませんでしたが――

 免疫の異常を防ぐこととして挙げた“食事”には、

 ――水分補給

 つまり、

 ――補水

 が含まれます。

 

 この「水分補給」ないし「補水」は――

 要するに、体の内部の水分を不足せないことが目的ですから、

 ――補水

 というよりは、

 ――保水

 というほうが適切かもしれません。

 

 この保水こそが――

 免疫の異常を防ぐこととして、最も大切かもしれません。

 

 なぜならば――

 ヒトの体の構成要素で最多の物質は、水だからです。

 

 この最多の物質が不足すれば――

 ヒトの体の全ての機能が弱まると考えられます。

 

 当然――

 免疫も弱まり――

 ひいては、免疫の異常をきたしやすくなるでしょう。

 

 よって――

 免疫の異常を防ぐこととして、「保水」を「食事」から独立させて、

 ――睡眠、食事、保水

 と記すのがよいかもしれません。