マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

“約 100 年周期”で“爆発的な感染”を起こす

 ――これから出現するであろう新型コロナ・ウイルスより新参の風邪ウイルスは、約 100 年ごとに出現するのではないか。

 ということを――

 きのうの『道草日記』で述べました。

 

 つまり――

 新型コロナ・ウイルスを、

  CV(0)

 とし――

 インフルエンザ・ウイルスを、

  CV(1)

 とするときに――

 

 約 100 年後に、

  CV(-1)

 が――

 約 200 年後に、

  CV(-2)

 が――

 それぞれ出現するのではないか――

 ということです。

 

 以上のことは――

 旧種の風邪ウイルスが遺伝的な突然変異を積み重ねる結果、新種の風邪ウイルスが約 100 年周期で、ヒトに対し、爆発的な感染を起こす――

 ということを意味しています。

 

 ポイントは、

 ――約 100 年周期

 ということと、

 ――爆発的な感染

 ということの2つです。

 

 ……

 

 ……

 

 なぜ、

 ――約 100 年周期

 なのか――

 

 それは――

 おそらく、ヒトの寿命が約 100 年であるからです。

 

 より厳密には――

 ヒトの世代は約 100 年で完全に入れ替わるからです。

 

 新種の風邪ウイルスは――

 遺伝的な突然変異だけを考えれば――

 約 100 年周期よりも遥かに短い周期で――例えば、約 30 年とか約 3 年とかの短い周期で――出現しているに違いありません。

 

 が――

 世代が完全に入れ替わらないうちは、新種の風邪ウイルスが出現しても、爆発的な感染は起こせないのではないか――

 

 その理由は、具体的には、よくわかりませんが――

 ヒトの個体の一つひとつが蓄える免疫の履歴と何らかの関連があるに違いありません。

 

 では――

 

 なぜ、

 ――爆発的な感染

 なのか――

 

 それは――

 ヒトの個体の移動が地球規模になっているからでしょう。

 

 もし――

 ヒトの個体の移動が地球規模になっていなければ――

 感染の拡大は常に地域性を帯びることになります。

 

 つまり――

 それぞれの地域で感染の拡大が時間差を伴って起こる結果、

 ――爆発的な感染

 ではなく、

 ――逐次的な感染

 となるに違いありません。