――我々以外の知的生命体は存在をしているが、地球には到達をしていないために、我々には出会えていない。
と、20~30代の頃の僕は考えていた――
ということを、きのうの『道草日記』で述べました。
一方――
6月17日の『道草日記』では、
――我々以外の知的生命体は存在をしているが、地球には到達をしていないために、我々には出会えていない。
という考えには――
宇宙活劇的な面白さと自然科学的な面白さとの両方がある――
ということを述べました。
きのう気づいたのですが――
それゆえにこそ――
僕は、20~30代の頃に、
――我々以外の知的生命体は存在をしているが、地球には到達をしていないために、我々には出会えていない。
という考えに惹かれたのだと思います。
20~30代の頃の僕は、宇宙活劇(space opera)と自然科学との双方に、強い関心をもっていました。
本来――
宇宙活劇と自然科学とは両立をしえません。
なぜか――
……
……
それは――
6月21日の『道草日記』で述べた通り――
宇宙活劇という物語群は、
――超光速航法
の設定に寄りかかっているからです。
少なくとも今日の自然科学では、
――超光速航法
は否定的です。
よって、宇宙活劇と自然科学とは、一見、相性が良さそうで、実は、ぜんぜん良くないのですが――
それを――
20~30代の頃の僕は、懸命に繋げようとしていました。
……
……
なんで、そんなことに懸命になったんでしょうね。
……
……
自分でもわからないのですが――
あえて自分に厳しく考えれば――
(当時の僕は、たぶん宇宙活劇のことも自然科学のことも、そんなに深くは理解をしていなかった)
ということであろうと思います。
心当たりがないこともないのです(笑