地球上に生命が誕生をし、その生命に知性が宿ったことで――
地球から宇宙空間へ放出をされるエネルギーのエントロピーが高まった――
といえるのではないか――
ということを、きのうの『道草日記』で述べました。
実際には、
(話は逆かもしれない)
とも思っています。
つまり――
地球から宇宙空間へ放出をされるエネルギーのエントロピーが高まったことで――
地球上に生命が誕生をし、その生命に知性が宿った――
といえるのではないか――
ということです。
このように考える場合には――
太陽から地球に到達をするエネルギーの量やエントロピーが微妙に変化をしていることが前提となります。
僕の直観では、
――太陽から地球に到達をするエネルギーは、その量が増え、そのエントロピーは高まっているのではないか。
と、いえるような気がします。
……
……
以上の話も――
きのうの『道草日記』と同様――
かなり大雑把な話ではあるのですが――
考えてみたら――
太陽も確実に変化をしているわけです。
数千年とか数万年とかのオーダーでみたら、ほとんど変化はしていないでしょうが――
数億年とか数十億年とかのオーダーでみたら、おそらく、けっこうな変化をしているはずです。
太陽は、水素原子核がヘリウム原子核に変わる反応――核融合反応――によって輝いています。
この反応は、当然のことながら、時間の経過とともに不可逆的に進行をしているのです。
よって、現在の太陽と数億年前あるいは数十億年前の太陽とでは、核融合反応の進行の程度は違っています。
こうした違いに起因をすることで――
太陽から地球に到達をするエネルギーの量やエントロピーも違ってきて――
それに応答をする形で、地球上に生命が生まれ、その生命に知性が宿ったのではないか――
そんなことを思います。