マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

暗黒物質も考え併せて初めて“生命の謎”に迫れるのではないか

 ――暗黒物質(dark matter)

 や、

 ――暗黒エネルギー(dark energy)

 と、

 ――生命の謎

 とは――

 たとえ直接的ではなくても――

 間接的に関わっている可能性は、誰にも否めない――

 ということを、きのう・おとといの『道草日記』で述べました。

 

 ――間接的に関わっているかもしれない。

 とは述べましたが、

 ――直接的には関わっていなさそうである。

 ということは、誰の目にも明らかでしょう。

 

 例えば、

 ――暗黒物質

 は、主に、

 ――銀河の謎

 に関わっています。

 

 銀河が形作られるのに、

 ――暗黒物質

 が大きな役割を果たしたらしい――それは確かか――

 という疑問が、

 ――銀河の謎

 の中核です。

 

 この宇宙には、1 兆~ 3 兆個の銀河が存在をしていて――

 それら銀河の1つである天の川・銀河のなかには、直径 10 万光年ほどの円盤状の空間に恒星系が 3000 億個くらいは存在をしている――

 と考えられています。

 

 それら 3000 億個の恒星系の1つである太陽系に8つの惑星があり――

 それら8つの惑星の1つに生命が誕生をしているのです。

 

 ――生命の謎

 は――

 銀河の規模で考えたら――

 あきらかに、

 ――微小すぎる規模

 といえます。

 

 つまり、

 ――直接的に関わるには、あまりにも規模が違いすぎる。

 ということです。

 

 が――

 もし、この宇宙において、銀河というものが、いっさい形作られなければ――

 恒星は生じず、ひいては惑星も生じず、ひいては生命も誕生をしなかったはずです。

 

 つまり――

 生命が誕生をするのに、

 ――暗黒物質

 が存在をすることは、十分ではないけれども、必要ではあった――

 とはいえます。

 

 その意味で、

 ――暗黒物質

 は、

 ――生命の謎

 に関わっているのです。

 

 そして、

 ――暗黒物質

 は、僕らが知っている、

 ――通常の物質――光や電波などの電磁波で検出が可能な物質

 よりも遥かに多く存在をしている――少なくとも数倍は多く存在をしている――

 

 加えて、

 ――生命の謎

 は、

 ――通常の物質

 のことをだけを考えていたのでは、ちょっと解けそうにもない――

 

 そういう現実もあります。

 

 こうした現実を踏まえると、

 ――通常の物質

 だけでなく、

 ――暗黒物質

 のことも考え併せて初めて、僕らは、ようやく、

 ――生命の謎

 に、まともに迫れるのではないか――

 そんなふうに思うのです。

 

 ……

 

 ……

 

 ただの直感です。

 

 学術的な根拠は何一つ挙げられません。