マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

立体パズルを“神経単位”にみたてるのに必要な観念

 ――大きさが等しい 27 個の小さな立方体が集まって 3×3×3 の大きな立方体を成しているようにみえる立体パズル

 が、もし、

 ――プレイヤーが操作をしていないのに全自動で色が揃う立体パズル

 であれば――

 それは、脳を含む神経系――正しくは、僕がいう「神経単位(neuron)」――にみたてられうる――

 ということを、きのうの『道草日記』で述べました。

 

 さすがに、立体パズル1つを脳を含む神経系にみたてるのは、気が引けます。

 脳は、もっと、とんでもなく複雑で精緻であるに違いありません。

 

 が――

 僕がいう「神経単位」であれば、みたててもよいような気がします。

 

 僕がいう、

 ――神経単位

 とは――

 12月10日の『道草日記』で述べた、

 ――脳を含む神経系で行われる“演算”や“配線”の単位を担う神経細胞の集合

 のことです。

 

 本当は――

 この“神経単位”であってさえ、1つの立体パズルとは比較にならないほどに複雑で精緻であるはずですが――

 その立体パズルが、パズルとして成立をしているという意味では、一種の、

 ――単位

 とみなせます。

 

 つまり、

 ――大きさが等しい 27 個の小さな立方体が集まって 3×3×3 の大きな立方体を成しているようにみえる立体パズル

 というのは――

 あくまで 3×3×3 の大きな立方体として存在をしている限りにおいて、パズルとして成立をしうるのであって――

 その大きな立方体を成す小さな立方体のうちの幾つかが寄り集まったところで、パズルとしては決して成立をしえない――

 という意味で――

 いわば、

 ――パズル単位

 とでも呼びうる存在とみなせる、ということです。

 

 ――パズル

 は、英語で、

 ――Pazzle

 ですから、

 ――パズル単位

 を英語で記したら、

 ――Pazzlon(パズロン)

 でしょうか(笑

 

 僕が1つの立体パズルを“神経単位”にみたてるときに――

 念頭に置いているのは、この、

 ――パズル単位

 のような観念です。