マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

産業革命は第一次から第四次まで――

 ――産業革命

 は、今のところ、

 ――第一次

 ――第二次

 ――第三次

 ――第四次

 の4つが想定をされています。

 

 ――第一次産業革命

 とは、狭義の「産業革命」です。

 18世紀のイギリスで起こりました。

 蒸気機関が導入をされ、産業の機械化・工業化が始まりました。

 

 ――第二次産業革命

 は、19世紀終盤から20世紀序盤にかけて世界各地で起こりました。

 電力機器が導入をされ、機械工業の重厚化や製品の大量生産が始まりました。

 

 ――第三次産業革命

 は、20世紀終盤から21世紀序盤の現代にかけて世界各地で起こっている現在の産業革命です。

 電算機(computer)が導入をされ、情報通信技術の確立や普及に特徴があるとみられていますが、現在、進行をしている最中の産業革命であることから、統一的な見解は定まっていません。

 

 ――第四次産業革命

 は、20世紀中盤までに起こると考えられている未来の産業革命です。

 人工知能や体内機器が導入をされ、生物と機械との融合や生物・機械間の境界の曖昧化に特徴があるとみられていますが、まだ起こってもいない産業革命であることから、第三次産業革命以上に、統一的な見解は定まっていません。

 

 僕個人は、

 (「第四次産業革命」というのは、少し勇み足ではないか)

 と思っています。

 

 第四次産業革命は、第三次産業革命と直結をしているのではないか、と――

 僕は考えています。

 

 100 年先、200 年先、300 年先の人々は、「第三次」と「第四次」とを、産業革命としては一体とみすのではないでしょうか。

 結局、電算機が導入をされなければ、機械と生物との融合などは起こりえません。

 

 ここでは、

 ――産業革命

 は、

 ――第一次

 ――第二次

 ――第三次

 の3つがあるとします。

 

 遠い将来、

 ――第四次産業革命

 は、

 ――第三次産業革命

 に組み込まれているでしょう。