マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

“主流”も“上流”も、その立場を脅かすのは“中流”――

 ――第三次政権革命

 における、

 ――主流(政権支持者)

 の構成員は、

 ――第一次政権革命

 における、

 ――上流(王侯貴族や宗教指導者)

 の構成員よりも、文字通り、桁違いに多い――

 ということを、きのうの『道草日記』で述べました。

 

 よって、

 ――主流(政権支持者)

 の構成員は、

 ――上流(王侯貴族や宗教指導者)

 の構成員よりも特権化がされにくい、とも――

 

 ……

 

 ……

 

 いいかえると――

 

 ――主流(政権支持者)

 は、

 ――上流(王侯貴族や宗教指導者)

 よりも不安定な立場にある――

 ということです。

 

 ところで――

 

 ……

 

 ……

 

 ――主流(政権支持者)

 も、

 ――上流(王侯貴族や宗教指導者)

 も――

 その立場を脅かすのは、常に、

 ――中流(上流・下流以外)

 なのです。

 

 現に、

 ――第一次政権革命

 において、

 ――上流(王侯貴族や宗教指導者)

 を倒したのは、

 ――中流(上流・下流以外)

 でした。

 

 ――第三次政権革命

 でも、

 ――主流(政権支持者)

 の立場を脅かすのは、

 ――中流(主流・傍流以外)

 になると考えられます。

 

 このために、

 ――主流(政権支持者)

 は、

 ――中流(主流・傍流以外)

 の切り崩しに余念がなくなるでしょう。

 

 具体的には、

 ――中流(主流・傍流以外)

 の一部を、

 ――主流(政権支持者)

 に取り込んだり、

 ――傍流(政権無関心者)

 へ押し出したりしようとするのです。

 

 このようにして、

 ――中流(主流・傍流以外)

 を細らせることで、

 ――主流(政権支持者)

 の立場は安定性を増します。

 

 そして、

 ――第三次政権革命

 は、より起こりにくくなる――

 

 ……

 

 ……

 

 逆に、

 ――第三次政権革命

 を起こしやすくしようと思ったら、

 ――中流(主流・傍流以外)

 を太らせればよい――

 ということになります。