マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

失敗から多くのことを学ぶ

 ――恋愛(れんあい)の準備(じゅんび)

 として、

 ――恋愛の失敗

 の経験(けいけん)を積むことが挙げられる――

 と、きのう、のべました。

 

 一言で、

 ――失敗

 といっても、いろいろな失敗があります。

 

 細かく分けたら、きりがありません。

 

 が――

 ひとまず、2つに分けておくと、

 ――失敗

 のことが、よくわかります。

 

 どのように2つに分けるかというと、

 ――取り返しがつく失敗

 と、

 ――取り返しがつかない失敗

 との2つです。

 

 ――恋愛の準備

 としての、

 ――恋愛の失敗

 は、

 ――取り返しのつく失敗

 を指します。

 

 ――取り返しのつく失敗

 は、どんどん経験をしたらよいのです。

 

 人は、

 ――失敗 

 をすることで、いろいろなことを学びます。

 

 そして――

 自分が直に経験をしている、

 ――失敗

 から学んだことは、まず忘(わす)れません。

 

 その後、何年も、よく覚えています。

 

 逆(ぎゃく)に、

 ――失敗

 をしない人は、いろいろなことを学べません。

 

 ――恋愛の失敗

 をしない人は、

 ――恋愛

 のことを――

 そんなに多くは学べないのです。

 

 だから、

 ――恋愛の失敗

 は、こわがってはいけません。

 

 ――恋愛の失敗

 をこわがっていたら、いつまで経(た)っても、

 ――恋愛

 のことを学べないのです。

 

 このことは、

 ――恋愛

 に限(かぎ)った話ではありません。

 

 何かを学ぼうと思ったら――

 決して、

 ――失敗

 をこわがってはいけないのです。

 

 いろいろなことにチャレンジをし――

 いろいろな失敗をくり返し――

 それら失敗から多くのことを学ぶ――

 

 そのようなチャレンジをつづけていかなければ―― 

 本当の意味で何かを学ぶことはできないのです。

 

 『10 歳の頃の貴方へ――』