マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

暗黙知:得られるのに7年とか 10,000 時間とか?

 ――7年の壁(かべ)

 とか、

 ―― 10,000 時間の壁

 とかいったものが、本当にあるとして――

 それが生じる理由は、何か――

 と、きのう、問いました。

 

 そして、

 ――暗黙知(あんもくち)

 が関わっているかもしれない――

 と、のべました。

 

 ――暗黙知

 とは、

 ――体験をくりかえすことによって、自然に知ったり、わかったりすること

 です。

 

 ポイントは、

 ――体験をくりかえすことによって――

 というところにあります。

 

 ――7年の壁

 とか、

 ――  10,000 時間の壁

 とかいったものが、本当にあるとして――

 それが、もし、

 ――暗黙知

 と関わっているのなら――

 

 人は――

 いわゆる、

 ――体験

 を、

 ――7年

 もしくは、

 ―― 10,000 時間

 という期間で、くりかえして初めて、

 ――暗黙知

 というものが得られるのではないか――

 

 そのように考えることができます。

 

 いいかえると――

 

 人は、

 ――体験

 をさけていたら――

 いつまでたっても、

 ――暗黙知

 は得られない――

 ということです。

 

 そして、

 ――体験

 をさけることなく――

 これを本気で、くりかえし続けたとしても――

 

 ――暗黙知

 が得られるには、

 ――7年

 とか、

 ―― 10,000 時間

 とかいった期間が必要である、と――

 

 ……

 

 ……

 

 なぜ、

 ――7年

 とか、

 ―― 10,000 時間

 とかなのか――

 

 ……

 

 ……

 

 おそらく――

 それは、

 ――ヒトの脳をふくむ体は、“7年”とか“10,000 時間”とかいった期間をかけて“体験”をくりかえさないと、暗黙知を得られない仕組みになっている。

 というようにしか説明をすることはできないでしょ,う。

 

 もし、ヒトの脳をふくむ体の仕組みが、今よりも、さらに細かくわかってくれば――

 もう少し、ちゃんとした説明ができるようになるでしょう。

 

 『10 歳の頃の貴方へ――』