マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

手帳

 僕は、手帳というものを、頑として使わないでいました。
 10代、20代の頃です。

「手帳なんか使うと、手帳に管理されるからな!」
 などと、うそぶきまして――(笑

 まあ、半分本気で、そう思っていたのですが――(苦笑

 ところが――
 30歳を過ぎて、だんだん細かなスケジュールが正確に覚えられなくなってきて――
 今では僕も、手帳を使うようになっています。

 スゴく小さくて薄いヤツですけどね。

 そこに、どうしても忘れてはいけない予定を書き込むのですよ。

 手帳を使い始めて、わかったことは――
(たしかに、手帳は便利ですね)
 ということです。

 おかげで、予定を忘れることもなくなりました。
 便利で、安心――

 安心しすぎて、時折、重要な予定を失念したりするのですが――(笑
 それはさておき――

 それでも――
 僕が手帳に書き込む予定は、ごく僅かなのですよ。

 予定よりは、記録を書き込んでいます。
 主に職場の記録です。

 いつ、誰が、何を、どれくらい、したか――
 それらを、簡単な記号などで表しています。

 そうした記録がなかったら――
 僕の手帳は真っ白です。

 数ヶ月に1行程度、何かがゴチョゴチョっと書いてある――(笑

 せっかく手帳を使っているのだから――
 もう少し予定を書き込んでもいいとは思うのですが――
 書き込む予定が思い当たらないのですよね。

 他の人たちは、いったい何を書き込んでおられるのでしょうか。

 中には、小さな字でビッシリと書き埋めている人もいますよね。
 そんなに書くことが、あるのでしょうか。

 最近、真剣に気になってきましたよ(笑