マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

草食系男子

 最近、

 ――草食系男子

 という言葉を見聞きすることが多くなりました。
 対義語は、「肉食系女子」だそうで――(笑

 この場合の「肉」というのは、「肉欲」の「肉」らしく――(笑
 そういう「肉」の要素がないから、「草食系」というのだそうですよ。

 で――
 なぜ最近になって「草食系男子」が増えているかで、色々と議論が交わされているようですが――
 現在のところ、コンセンサスとしては――
 最近になって「草食系男子」が急に増えたのではなく、昔から一定数はいたのだけれど――
 最近になって価値観の多様化が謳われるようになって――
 それで、にわかに注目を集めるようになったのではないか――
 ということのようです。

(なるほどね~)
 と感じます。

 たぶん、そうなんですよね。
 今も昔も、いわゆる「肉欲」から距離を置く男性(もしくは距離を置ける男性)というのは、少なからずいたように思います。
「草食系」は別に今に始まったことではないと思うのです。

 ちなみに、「草食系」の最大のメリットは、

 ――面倒臭くなくていい。

 だと思いますよ。

 だって、「肉食」に走ると、あとが大変ですからね。
 とくに紳士的に走るとなると――(笑

 それよりも、男の僕としては、「肉食系女子」の存在のほうが気になります。

 大丈夫なんですか、女性が「肉」に走っちゃって――(笑

「肉」の意味が、男とは違うのかな。
 そういう女性は虚構の世界の中にしかいないと思っていましたが――とりわけ男の小説家やマンガ家、映像作家の紡ぎだす物語の中にしか――

 あ、「肉」というのは、もちろん、正確には「肉欲」の意味ですからね(笑