マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

本音で話をしたいときほど

 本音をいってもらおうと思ったら――
 こちらも本音をいわないいけません。

 こちらが隠し事をしているのに――
 むこうが本音をもらすはずがありません。

 本音をいってもらいたければ、本音をいってみる――
 それが基本でしょう。

 が――
 そのタイミングは様々なのですよね。

 こちらが本音でいうと――
 すぐに本音で返す人がいれば、一呼吸をおいてから本音で返す人もいる――

 一呼吸をおかれる場合は、要注意です。
 うっかりすると、

 ――こっちは本音で話をしているのに、むこうはちっとも本音で話をしてくれない!

 と勝手に息巻くことになりかねない――

 心を通わせようと思うときには――
 お互いの呼吸を合わせないといけませんね。

 本音で話をしたいときほど、間合いは大切です。