マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

感情は放し飼いにすることなく飼いならす

 感情をコントロールするということは――
 自分の感情を隠すことではなく――
 また、他人に自分の感情を隠すように求めることではありません。

 感情をひた隠しにすることなく、ときには表に出してみる――
 自分の感情も他人の感情も、そこから目を背けることなく直視する――
 そうして初めて、感情をコントロールすることができます。

 とはいえ――
 感情を表に出しすぎてもいけませんよね。

 感情を野放しにしては、よいことはありません。
 せめて首輪を付けるくらいのことはしたほうがよい――

 放し飼いにするのではなく――
 飼いならしておく――

 十分に飼いならした状態で、極端に人目を避けたりはしない――
 たまには人様にもお目にかける――

 それが、感情のコントロールのコツなのだろうと思います。