感情をコントロールするということは――
自分の感情を隠すことではなく――
また、他人に自分の感情を隠すように求めることではありません。
感情をひた隠しにすることなく、ときには表に出してみる――
自分の感情も他人の感情も、そこから目を背けることなく直視する――
そうして初めて、感情をコントロールすることができます。
とはいえ――
感情を表に出しすぎてもいけませんよね。
感情を野放しにしては、よいことはありません。
せめて首輪を付けるくらいのことはしたほうがよい――
放し飼いにするのではなく――
飼いならしておく――
十分に飼いならした状態で、極端に人目を避けたりはしない――
たまには人様にもお目にかける――
それが、感情のコントロールのコツなのだろうと思います。