マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

高校生に大学のことを

 高校生に大学のことを訊かれることがあります。

 ――大学って、どういうところですか?

 と――

 自分が大学生のときは、サラサラと答えていました。

 が――
 大学を卒業して10年が過ぎ、大学院を修了して6年が過ぎた今は――
 返答に窮しております。

 大学の理想を語るべきか現実を語るべきかで迷うからです。

 今にして思えば――
 自分が大学生のときは、「理想」のほうを語っていたのですね。
 そして、「現実」を語る気にはなれなかった――

 が――
 今は、正直にいって、「理想」を語る気がしない――
 かといって、「現実」を語る気もしないのです。

 それは――
 僕固有の奇異な事情によるものでしょう。

 僕の場合――
 大学の「理想」を語れば、ファンタジー小説みたいになってしまい――
 大学の「現実」を語れば、ゲームの攻略本みたいになってしまうのです。

 何がいけないのですかね(笑

 その理由は、自分ではわかっているつもりですが――
 さすがに、ここで書く気にはならないな~(苦笑

 まあ、しょうもない理由ですから――