きのうの『道草日記』で、たまたま松井秀喜選手の話題を出したら――
きょう、その松井選手が、所属するアメリカの大リーグのチームから戦力外通告を受けたとのニュースをみて、
（あら～）
と意気消沈してしまいました。
もちろん――
客観的にみたら、松井選手は、日本のプロ野球では当然のことながら、アメリカの大リーグでも、すでに十分に実績を残した選手であり――
かつ、昨今の打撃成績の不調ぶりを報道で知る限りは、戦力外通告を受けることは自然な流れでしたから――
今さら、いち野球ファンである僕が意気消沈をしたところで、大した問題ではないのですが――
それでも、
（あら～）
と意気消沈してしまったことを――
ここに、あらためてご報告したい気分なのです。
東京のジャイアンツから、ニューヨークのヤンキースに移って――
最初の頃は、申し分のない活躍だったと思います。
一時は、あのヤンキースで4番バッターを務めたくらいですから――
が――
ヤンキースで守備の定位置を獲得できずに、その後、ヤンキースを離れ、大リーグの他のチームに移ってからの松井選手は――
やはり、精彩を欠いていたといわざるをえません。
あのときに、
（ヤンキースで働けないのなら、日本に戻ってみるか）
という選択肢はなかったのでしょうかね。
今からでも遅くはないかもしれません。
日本のプロ野球界で、もう一度、あの輝きを取り戻せないものでしょうか。
日本の野球ファンにとっては――
アメリカのなじみのない街のプロ野球チームよりも、日本のどこかの街のプロ野球チームで活躍する松井選手の姿のほうが――
はるかに輝いてみえるに違いありません。
