言葉の主張にウンザリしていると――
言葉以外の主張が鮮やかにみえてきます。
言葉以外というのは――
例えば、数値・数式であったり、実験・観測結果であったり――
つまり、自然言語とは一線を画する記号や形式のことです。
自然言語は使い勝手に優れている分――
かなり奔放かつ曖昧に使われます。
その奔放さや曖昧さにウンザリさせられるのですね。
(いったい、それは、どういう意味なんだよ!)
と――
その奔放さや曖昧さの「遊び」を楽しめる精神的余裕がないようなときには――
自然言語の便利さを享受できないのですね~。