一流と二流以下とをわけるものは――
何でしょうか。
例えば――
一流企業とはどういう企業で、一流でない企業とは何が違うのか――
あるいは――
一流芸能人とはどういう芸能人で、一流でない芸能人とは何が違うのか――
もちろん――
そう簡単にはわけられないと思いますが――
それでも――
あえて簡単にわけてしまうと、
――つねに彼我を比べていれば二流以下であり、比べる気もないようなら一流である。
ではないかと――
僕は思っています。
自分(自分たち)と比べて相手が優れているのか、それとも劣っているのか――
そうした視点は――
生き残りを懸けて切磋琢磨を継続する個人や組織にとっては、不可欠な視点です。
が――
そうやって競争に勝ち残っていって――
やがて――
彼我をとくに比べることなく、自分や自分たちを磨いていくことができるようになってきたならば――
その個人や組織は――
まぎれもなく一流といえましょう。