ある人と自分とが本当に仲が良いかどうかを探る指標は――
その人のことを、その人がいないところで、どれほど自由にコメントできるか――
だと思っています。
一昨日も、ふと思ったのですが――
テレビで、ある著名人の方が、同じく著名人でいらっしゃる親御さんのことを、かなり自由闊達に語っていらして――
(うわ~、仲がいいんだろうな~)
と感じました。
その著名人の方は、インタビューに答えて、テレビカメラの前で「悪態の一歩手前」とでもいえそうなコメントを、こともなげにされていたのですね。
相当に仲が良い親子なのだろうと思います。
この「悪態の一歩手前」が、仮に「悪態」そのものであったとしても――
たぶん仲が良いことに変わりはありません。
とにかく、「どれほど自由にコメントできるか」が指標なのです。
……
……
いや――
「仲が良い」というのは、ちょっと語弊があるな。
「信頼しあっている」のほうが、いくらか適切かもしれません――
あるいは、「依存しあっている」――
どっちも両極端な言葉ですね(苦笑
……
……
もう少し中立的な言葉を探せば――
「立ち位置が近い」ということでしょう。
つまり、「思考・感覚の基準や発言・行動の傾向が似ている」ということです。