――自分の好きなことを仕事にするには、どうすればよいのか。
という問いがあります。
この問いは――
おそらくは、ほとんど実りをもたらしません。
それどころか――
好きなことを仕事にしようとこだわるあまり――
あえて無職に甘んじたり、職を転々としたりすることになりかねません。
何かが間違っているといわざるを得ないでしょう。
そうではなくて――
――自分の仕事を好きになるには、どうすればよいのか。
という問いこそが――
多くの実りをもたらします。
この場合――
今の“仕事”は、基本的には、何でもよいのです。
極端に向いていない仕事やイヤでイヤでたまらない仕事でもない限りは――
とくに問題はありません。
そうした大して好きでもない仕事を――
いかにして好きになっていけばよいのか――
これは――
かなり魅力的な問いだと感じます。