マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

今回のロシア政府の選択の非合理性に説明がつく分析

 アメリカ政府は――

 今回のロシア政府によるウクライナ侵攻に関し、

 ――ロシア政府の最高指導者に正しい情報が届けられていない。

 と分析をしているそうですね。

 

 報道で知りました。

 

 以前から――

 そのような憶測は飛び交っていましたし――

 ヨーロッパ諸国の政府も同じような見解をもっているそうですから――

 おそらく、正しい分析です。

 

 何よりも――

 そういうことであれば――

 今回のロシア政府の選択の非合理性にも説明がつきます。

 

 本当に――

 ものすごい、

 ――非合理性

 であったと感じます。

 

 ロシア・ウクライナ情勢の専門家のほぼ全員が――

 今回のロシア政府によるウクライナ侵攻を事前によめなかった――

 といわれています。

 

 よって、

 ――ロシア政府の最高指導者は心の病気を発したのではないか。

 との憶測が説得力をもちました。

 

 その可能性は今も否定をされているわけではない、と――

 僕は考えますが――

 

 少なくとも、

 ――正しい情報が届けられていなかった。

 と考えることは、かなり自然です。

 

 どんなに大きな組織であっても――

 個人が最小単位です。

 

 そして――

 その次に大きな単位は、3人くらいのグループであるといえます。

 

 おそらく――

 ロシア政府の最高指導者も――

 その、

 ――3人くらいのグループ

 に所属をしています。

 

 そして――

 そのグループの他のメンバーによって、正しい情報が届けられなかったのでしょう。

 

 その

 ――他のメンバー

 というのが、誰々を指すのかは――

 ロシアの政治情勢に疎い僕には、よくわかりませんが――

 

 おそらく――

 その、

 ――他のメンバー

 のことを、

 ――ロシア政府の最高指導者

 は、ある程度は信じていた――

 けれども――

 その、

 ――ロシア政府の最高指導者

 のことを、

 ――他のメンバー

 は全く信じていなかった――

 ということなのです。

 

 この齟齬こそが――

 今回のロシア政府によるウクライナ侵攻を引き起こした、と――

 いえるのかもしれません。

 

 もちろん――

 本来は、

 ――決して、あってはならない齟齬

 です。