マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

“超国家共同体”の“最高指導者的な国家”は、今日の覇権国家とは違う

 ――次の覇権国家は、どこか。

 という問いに対し、

 ――次の覇権国家は、もう誕生をしないのではないか。

 という答えを――

 きのうの『道草日記』で述べました。

 

 覇権国家の代わりに誕生をするのが――

 きのうの『道草日記』でも触れた通り――

 ――超国家共同体

 ではないか――

 そして――

 その、

 ――超国家共同体

 という組織は、

 ――第三次政権革命

 によって、もたらされるのではないか、と――

 

 ……

 

 ……

 

 もちろん――

 その、

 ――超国家共同体

 において――

 司令塔的な役割を担う国家――つまり、“最高指導者的な国家”――というのが登場をするかもしれません。

 

 が――

 その“最高指導者的な国家”というのは、

 ――第三次政権革命

 によって、

 ――超国家共同体

 が誕生をする前の国家とは異質の組織になっているはずですから――

 

 かつてのポルトガルやオランダ、イギリス、あるいは、今日のアメリカのような、いわゆる、

 ――覇権国家

 とは、だいぶ様相が違っているはずです。

 

 ――超国家共同体

 においては――

 おそらく、

 ――国家

 ではなくて、

 ――人物

 が重要になっています。

 

 その、

 ――超国家共同体

 において――

 最高指導者的な地位に就く人物――つまり、政治家――のことです。

 

 そのような最高指導者を送り出す“国家”が――

 今日の、

 ――覇権国家

 と類似の役割を果たすことになるでしょう。

 

 大切なのは――

 その最高指導者は、

 ――超国家共同体

 を成している諸“国家”の3つの階級、

 ――主流(政権支持者)

 ――中流(主流・傍流以外)

 ――傍流(政権無関心者)

 のうち、

 ――中流

 の集合の支持を集めて選任をされるに違いない――

 ということです。

 

 それは、

 ――超国家共同体

 が、

 ――第三次政権革命

 によってもたらされるのであれば――

 当然の帰結といえます。