マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

努力の量、努力の質

 どんなに努力を重ねても結果の出ないとき――というのがあります。

 たいてい、やり方が間違っているのですね、そういうときは――

 やり方が間違っているのに、いくら努力を重ねても、意味はありません。
 ちり紙を、いくら捩(よじ)って繋(つな)いでも、ロープは得られないーー
 当然ですよね。

 が――
 人は、この事実に、なかなか気付きません。
 結果が出ないのは、単に努力が足りないせいではないかと、つい考えてしまう――

 自分の努力の量を疑うのは良いことですが――
 どうせなら、その質も疑いたいものです。