マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

週末の公園の脇を

 週末の公園の脇を通りかかったら――
 幼い子たちが、思い思いに遊んでいました。

 その様子を、のんびりと歩きながら眺めていたのですが――
 ふと不思議に思ったのは、

 ――みんな、野球やってる。

 ということです。

 サッカーをやっている子供が、ほとんどいない――

 世界的には、あれほどメジャーなスポーツのに――
 国内でも、近年は、それなりにメジャーになってきているのに――

 べつにサッカーが嫌いなわけではありませんが――
 野球と比べたら、断然、野球のほうが好きなので――
 幼な子たちが野球で遊んでいる光景のほうが、僕には嬉しいのですがね。

 それは、さておき――

 欧州や南米の幼な子たちが、小さな足や頭を使って、皮のボールを器用に扱っている姿には、たびたび関心させられますが――
 日本の幼な子たちが、プラスチックのバットを振って、ゴムのボールを巧妙に打っている姿にも、けっこう関心させられます。

 欧州や南米の人たちがみたら、

 ――これじゃあ、日本の野球には、かないっこない。

 などと思うでしょうね。
 僕らが、欧州や南米のサッカーには「かないっこない」と思うように――