1日3食がいいのか、それとも朝昼兼用の2食がいいのか――
ひところ、ずいぶん議論がされました。
今でも、さかんに議論をしている人は、いるかもしれません。
ある人は「1日3食がよい」といいました。
――朝食をぬくと頭や体に必要なエネルギーが不足してしまう。
と――
また――
別のある人は「朝昼兼用がよい」といいました。
――朝食をとると消化にエネルギーがかかりすぎてしまう。
と――
どちらの主張にも一理あり、容易に否定し難いものです。
ですから――
たぶん、これは以前にも『道草日記』で書いたことですが――
――1日3食でも2食でも、どちらでもよい。
というのが正しい見解ではないかと思うのです。
1日3食で調子がよい人は、そのまま朝食をとり続ければよいし――
1日2食で調子がよい人は、そのまま朝食をぬき続ければよい――
1日3食の人が、急に朝食をぬいたりするから調子が悪くなるのであり――
1日2食の人が、急に朝食をとったりするから調子が悪くなるのでしょう。
もちろん――
1日2食で調子が悪い人は、朝食をとってみたらよいし――
1日3食で調子が悪い人は、朝食をぬいてみたらよい――
何がいいたいかといいますと――
「健康の問題に絶対の正解はないのですよ」ということです。
あるいは――
「絶対の正解」らしきものはあるのだけれど――
それを把握するのは「容易ではないのですよ」と――